2021.02.01 アイテム ,,

ウールのベレー帽

毛玉になりにくいウールボリュームベレー

コロンとした形が可愛い自信作のベレーです。
なぜこんなに可愛い形にできるかというと
ベレー帽の形を整える際金型にはめ蒸気を当てる『セット』という工程があります。
(セットは形を整えるだけではなく、ウールなどの縮みやすい繊維を
それ以上縮まらないようにするための作業でもあります)
その際にほとんどの工場さんが持っていない特別な金型を使用することによって
高さのあるコロンとしたベレーを製造する事ができます。
さらに、こちらの工場、その縮絨率がとにかく半端ないです。
従来の国内工場ですら縮絨前と完成品の大きさの差は約二倍です。
これでも相当な縮絨率です。中国工場になると1.5倍もありません。我々Hummingbirdがお願いしている工場さんは3倍以上です。

世界一、毛玉になりにくいウールベレーかも。

それだけ縮絨することにより、毛と毛がぎっしり絡み合い
地厚になり高級感も増し、加工をせずとも毛玉になりにくい
ウールベレーが出来上がります。
毛玉になりにくいのにも関わらず更に、毛玉にならない加工も施します。
世界一毛玉になりにくいウールベレーかもしれません。
アンチピリング加工ではありません!薬品を使用した毛玉にならない加工ではなく
素材本来の味を出したままのもみ加工というのがあります。
もみ加工とは、ネジ穴のような螺旋状の棒が上下で回転している中に
帽子になる前のウール生地を差し込んでモミモミします。
そうすることでウールの繊維が更に強力に絡み合い
モミモミし終わった後に出てきた余分な糸をバリカンで全て落とします。
今現在、もみ加工ができる工場は日本で熊本の工場のみになります。
こちらの工場ベレー帽は全てリンキング加工です。
ベレー帽は従来扇形に編まれたあと端と端をつなげ、円にすることで完成します。
必ずつなぎ目が目立っていましたがリンキング加工をすることにより
どこからでもかぶることができ気を使う必要がありません!
形も可愛く、長持ちし、かぶりやすいとんでもないベレーです。

ベレー帽をひっくり返してウール素材のバックに。

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